夢日記をつける

わたしの実録夢日記です。ほぼ毎晩見るので、どうぞ楽しんでください。

1/18(木) AM7:12「別の惑星」

わたしはリュックサックに持っていくものを詰めていた。

ハンカチやポケットティッシュ、食糧代わりとしてお菓子を少し。荷物になる暇潰しの道具は一切入っていない。


玄関を出た時に、自分が今からどこへ行くのかが直感的にわかった。

家族は深刻そうな顔をして、しっかり戸締まりをする。

どうやら、別の惑星へと移住するようだった。


ついた街は、一言では言い表せない。

戦時中なのかはわからないが、毎日銃声が鳴り響く。人間の形をしている者は一切いなかった。

そばにいた家族も、何日かすればみんな消えていった。


ある日の夜、人間の男と女に出会った。

男は綺麗に染めた水色の髪で頭が良く、女は美人でおしとやかな人だった。

脱国を計画している彼らは、わたしに「良い方法がある」と話を持ちかけてきた。参加しない手はない。


話が始まる直前に、警官らしき生物が迫ってくる。

「殺される」。そう感じたわたしは男が先導する先に逃げる。足が重くて上手く走れず、柵を伝いながら走った。

角まで来たとき、男が「柵を登れ」と言うので、言われた通りに柵を登る。


すると向こうの国が見えた。灯りがついてる家が多くて、チリ一つない綺麗な国だった。

男が導いてくれた先は国境線だったのだ。

柵を越え降りようと下を見ると、銃口をこちらに向けた人間の女警官がいた。


他の警官が銃をこちらに向ける隙に、下に飛び降りて警官達の間を掻い潜り全力で走る。

見覚えのある公園が見えた。家のすぐ隣にある公園だ。

訳がわからないまま、とにかく高い所へと民家の屋根に登った。


警官が登ってきたので瓦を投げつけ撃退。下に落ちて混雑し始めた警官達の上に瓦を何枚も落とし、身動きを取りにくくした。

屋根から近い家の窓に飛び移ろうと、人がいるか確認した。男二人がゲームしている。


屋根から跳んだ瞬間、男二人を押し退けて警官がこちらに向かって撃ってきた。

その弾は体のド真ん中を貫き、わたしはそのまま地面へ落ちていった。

1/17(水) AM9:14「巨大イベント」

わたしは母と弟の3人で、とあるイベント会場に来ていた。

とても広い会場で、面積は大きめのサッカー場くらい。観客席にも溢れかえるほど人がいて、入場は誰でも無料でOK。

よくわからないスポーツや踊りなどの催しを、一般参加方式で開催していた。

そんな中、わたしも一つのものに挑戦する。


それは鉄骨階段渡り。細い階段を、横に張られたロープを頼りにして渡りきるといったもの。

わたしはこういうのは得意で、スイスイ進んでいく。後ろはつっかえて、だんご状態になっていた。落ちても下は緊急用のクッションがあるから安全だ(一つしかないけど)。


すると隣にもう一つ階段があるのを知ってか知らずか、ゴール直前に老人が向こうから渡ってきた。

「ハイ、通るからちょっとすいませんね」

そう言いながらわたしをどけて反対方向へ進んでいく。

階段から足を外させざるを得なくなったわたしは、ロープにしがみついた。


老人が通り終わるのを待っていると、観客席から悲鳴が聞こえてきた。前を見ると、向こう側のロープが切れかかっている。

後ろの人達は避難を終えたが、わたしがあまりにも早く進んでいくので、救護班はわたしに追い付けなかった。


ついにロープは切れ、わたしは15m下の地面へと叩きつけられる。

その直後は記憶がない。ただ目を開けても、痛みなどは何も感じなかった。

体を起こすと、歓声が湧き上がる。母や弟が駆けつけ「大丈夫?」と口々に聞いてくる。


わたしは無傷だった。その日はネオン街と花火をバックに写真を撮り、ストロベリーアイスクリームを食べながら帰ろうと会場を出た。

ついでにその写真をSNSにアップしてみると、それが爆発的な反響を呼び、ニュースでは度々「会場の危機管理が甘すぎた」と評論家が口にする。

老人や主催者の謝罪ももらったが、もちろん許した。


後にわたしは「奇跡の無傷少女」との異名をつけられ、一躍時の人となった。